『深海のYrr(イール)』
2009-03-08


ぷはあ〓っ。

どんと分厚い文庫本(700ページはあったのじゃないか?)が上・中・下で3冊。
もともと遅読の私が2週間で読む、ということがそもそも無理でありました。
で毎夜の深夜読書、しまいにはクマが出そうになって、3週間でようやっと読み終え、返しました。
ごめんなさい、○○図書館さん。m(_ _)m

しかし、話題になるだけのことはあるスケールの大きさと情報量の膨大さ。人物描写もしっかりしている。

久々に大型本格SFを堪能した気分。とは言え、そんな読書家ではありませんが。

あとがきによれば、はやハリウッドで映画化が進行中とのこと。それはそうでしょう。
しかし、あの文量を映画化するとなると大胆な省略が必要ですね。
恐らく、シグル・ヨハンソンとジューディス・リーの対決に絞ってくるのじゃないかな?

キャスティングは、本当なら北欧系ということもあって、シグルにはエルランド・ヨセフソンが雰囲気から言っても適役と思われるのですが、ちょっと歳を取り過ぎですね。
とすると誰だろう?
ジョージ・クルーニーは年格好はいいと思うけれど、ギラギラしすぎ。
リーの方は、すぐに頭に浮かんだのは、ニコール・キッドマン。
ナオミ・ワッツもいいかな。

ただ、作品のイメージ的に「アビス」とかぶりそうなリスクがありますね。
[本]

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