『望みは何と訊かれたら』(小池真理子著)
2009-03-22


こんな本読んだら、深く溜め息でもついて、ボーーッとしてるしかないですね。

「今」と「思い出」が入れ替わって行く。
「今」だと思っていたものが「思い出」に変わって行き、「思い出」だと思っていたものが、今、目の前に現れてくる。

自分でさえ気付いていなかったものを、知らずに自分が求めている。
どれが本当の自分なのか。

時をどれだけ積み重ねていても・・・、

怖いなぁ、と皆、思いつつ、心惹かれるのでしょうね。
[本]

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