自然エネルギー
2010-01-23


銚子沖に大規模洋上風力発電施設をつくることにより、日本の電力需要の95%をまかなうことができる、という試算があるそうです。(環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんのお話、のまた聞きですが(^^;))

また、恐らくこれに関連したものでしょうが、
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構が2004年にシミュレーションしたデータでは、銚子沖10kmの洋上に風力発電施設を設置すると、その発電可能量は年間94TWhに達し、東京電力の年間供給電力量の32%に相当する、とのことです。

電力会社や政府は温暖化対策と称して原子力発電を進めることに躍起になっていますが、今後、増えてくる廃炉に係るコストもどれだけになってくるか不明、発電後の高濃度放射能廃棄物の処分方法もまだ不明、模索中で、これも天文学的なコストがかかることを想定すれば、自然エネルギーの開発に注力する方がよほど現実的に思えます。
勿論、自然エネルギーの開発にも多くの課題があるでしょうが、原子力発電が引き起こす問題、課題に比べれば遥かに容易なはずです。

internet新聞JANJAN
[URL]

東京大学大学院工学系研究科総合研究機構
シミュレーション資料
[URL]
[社会・時事]

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