あけましておめでとうございます
と言いたいところですが、年初早々、腹立たしい記事がまた出ていました。

朝日新聞・元旦の記事によれば、
日本経団連が「御手洗ビジョン」なるものを発表したそうです。
何でも「公徳心を涵養」するために国民は「愛国心」を持つべきで、そのために企業や官公庁でも「国旗掲揚」「国歌斉唱」をすべきだ、ということです。

御手洗氏はキャノンの会長。
キャノンは偽装請負と言う違法行為を利用して長期間、（違法な）低賃金で人を雇い、その裏で空前の高収益を上げている企業です。
人件費を抑えるために違法行為を行っている者が、「公徳心」だの「愛国心」だのとは、盗人猛々しいとはこのことでしょう。
派遣社員や「請負業者」へ支払うカネはないが、高収益をそちらへ回す余裕はなく、自らの役員報酬や自民党へ献金するカネはあると見えますね。

「愛国心は悪党の最後の逃げ道」（愛国心は悪党が最後に持ち出す悪業の言い訳）という英国の諺が思い出されます。

昨年、キャノンのプリンタが壊れて、電器店に行った時にたまたまエプソンのプリンタを買いましたが、キャノンにしなくて良かったです。

---関連のURL---
「キヤノンでも偽装請負で労働者が申し入れ」
[URL]
『世界一の精度を誇るとも言われ高度な技術を要するキヤノンの半導体露光装置のレンズ加工。これらを支えているのはボーナスも退職金もない請負労働者の技術』

「General Union News」
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「コラボレートに雇用され、キャノンで勤務していた皆さんへ」
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「派遣社員を長期雇用　労働局がキャノンに行政指導」
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「偽装請負　キャノンを告発」
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「キヤノンの偽装請負、労働者が正社員化申し入れ」
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「なくならない偽装請負」
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「正社員雇う重要性訴え」
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